オランダ北部にあるフリースラント州というところで伝統的に行われてきたレースで、11艇のヨットが勝敗を競います。使用されるのはスクッチェと呼ばれる立派なヨットで、なんと100年以上前に作られたものだそうです。
レースは3回ありましたが、意外にも本格的なレースで驚きました。もちろんヨットのクルーが操舵してくれるわけですが、乗客が手伝うこともあり、色々と楽しめました。
何個かのチェックポイントを通過しながらゴールを目指すのですが、各船の位置取りは様々です。全く別の方向に進んでいくヨットさえあります。キャプテンによる風の読みが勝敗を分けるのでしょう。1回目のレースではゴール寸前で前のヨットを追い抜くというスリリングな展開で1位になりました!
帆の向きを変えるとともに、下の写真の左側にある大きな板を上げ下げすることで進行方向を制御するのですが、この上げ下げを体験させてもらいました。滑車が何個かついていて紐を引っ張ることにより持ち上げるのですが、非常に重く難儀しました。
レースの後はパーティーです。バンドもパーティーを盛り上げてくれました。残念ながら総合で上位に入ることはできませんでしたが、楽しい一日を過ごすことができました。
(後日談)
この日は無事にレースが終わったのですが、次の日は2艇のヨットが転覆したそうです。。。日本だったら大きな問題になりそうですね。