日本の国会議事堂に当たるビネンホフ(Binnenhof)の前には、即席の遊園地ができています。
本日は色々な場所でフリーマーケットが行われていました。もちろん店が提供したきちんとした商品も売られているのですが、家庭でいらなくなった物をそのまま広げたようなスペースがほとんどです。伝統的にオランダでは、King's dayにフリーマーケットを行うのが一般的であるようです。日本では、祝日というとそれぞれ名前があるもののその意味を意識することは少ないように思いますが、オランダではそれぞれの祝日に合わせた行事などがあり面白いです。
ちなみにこのKing's day数年前まではQueen's dayだったそうです。女王が退位したことに伴い、名前が変わったわけですが、女王は亡くなったわけではなく、なんと王女に降格となったそうです。お年を召したことによる措置ですが、なんとも合理的なオランダ的な考え方のような気がします。街を歩いているとオランダの新国王・女王の写真をよく見かけますが、ロイヤルファミリーは国民に親しまれているようです。