2015年11月26日木曜日

ヨーロッパの政情不安とハーグ

パリでテロが発生してからテロ関連のニュースばかりが流れています。オランダのお隣ベルギーの首都ブリュッセルでは、地下鉄の運行を終日停止するというヨーロッパの国の首都としては考えられないほどの厳戒体制にあったようです。

所変わって私が住んでいるハーグですが、驚くほどに危機感が感じられません。国際機関の多いハーグですが、主要な都市ではないので狙われる可能性は低いと考えているのでしょうか。お世話になっている事務所の方に聞いても、オランダ議会のあるビネンホフでは警戒体制がとられているのでは?今は東京の方が安全そうだね等といった程度の認識でした。

テロの前は難民のニュースが多かったのですが、やはりハーグではあまり影響を感じません。オランダも難民を受け入れているはずなのですが、アムステルダムのような大都市に向かっているのでしょうか。

ということで、ハーグではヨーロッパの政情不安をあまり感じられないのですが、何が起こるかわかりませんので盛り場には近づかない等、できる範囲で警戒したいと思います。

写真は、ハーグにある平和宮です。皇太子妃雅子様のお父さんが勤めている国際司法裁判所が中に入っています。ヨーロッパにも紛争地にも早く平和が訪れて欲しいものです。